標語

『大丈夫？
　この一言で
　あったまる』

帰宅途中の沿道に、
小学生が考えた標語の看板が立てかけてあった。

確かに、独りで思い悩んでしまってたりする時に、
何気ないちょっとした一言で救われた…

なんてことは、よくある話に違いない。

ただ、

普段から言動のおかしい男、
つまりオレなどの場合、



『大丈夫？
　この一言で
　顔あったまる(字余り)』

まぁ、こんなところだろうか。
指摘されて赤面ものである。

不屈の精神

彼は立ち上がる。
不屈の精神で立ち上がる。
倒れかけていたはずの姿勢は、
次の再開では、必ずオレに驚きというプレゼントを届けてくれる。

見えない糸で引っ張られているかのような出来事。
パントマイムでも見ているかのように、
起き上がり小法師にでも対面しているかのように、
彼は毅然とした態度で、オレの目の前に現れるのだった。





ミニチュア野菜の種を撒いて数日。
彼らは順調に、芽を出し成長していく。
その芽が、地面に着きそうなほど倒れていても、
光を計算して向きをかえておけば、翌日には姿勢を直しているのだった。

その生命力には改めて感動し、
改めて頭が下がる思いである。
立派に、そして無事に育っていってほしいと切に願っている。



よろしく、小カブの子供たちよ。

千の波に乗って

料金1000円。

せっかくだからこの波に、
この波に乗って、ぶらりと出かけてみようと思う。

北か？
東か？

とりあえず、西に出向いてみよう。

夜勤明けだが、家にオレはいない。
そう、眠ってなんかいないのだった。

マネマネ

もう、いい加減まずいだろう。

ケアマネ試験を受けようとしている身で、
あまりにも勉強をしていなさ過ぎる。

マネごとだけでも、せめて行いたい。
ケアマネマネだけでも早く行わなければならない。

落書き

公衆便所などに書いてある落書きは
他愛もないものが多い。

大抵のものは
何をしているんだろうと首を傾げてしまうし、
基本的には、その手の落書きが好きではない。

ただ、時折にやりとさせられるものもあり、
自分自身に呆れてしまうことも少なくはないのが現状だ。





スーパーの便所に、ベビー用の折りたたみ式チェアーがあった。
当然のように、そこには取扱いについての注意点が述べてあり、
当然のように、そこには加筆された落書きが書いてあった。



『目を離さない』

使用中、赤ん坊から目を離すと危険ですよ。
ということであろう。



『千葉県を離さない』

思わず、目の付け所が違うな・・・と呟く。
時事ネタまで組み込まれており、
混沌とした千葉県への関心の高さに感心してしまう。





『火を近づけない』

赤ん坊相手でなくとも危険だが、
ここはあえて書いてあるのだろうか。



『日月火を近づけない』
 　　　水木金

土付かずの8連勝で勝ち越しを決めたくらいの
勢いを醸し出している。
近づけば火傷でもしそうな気配を感じてしまう。





ただ、あくまでも、
基本的には、その手の落書きは好きではない。

今日のところは、トイレだけに水に流・・・