たまや

先日、セガトイズが発表したおもちゃ。

家庭用打ち上げ花火玩具。
『家（うち）あげ花火』

同商品は、投影機から放たれる“花火の光”を、
壁や天井に映し出すコミュニケーショントイで、
世界初の“火を使わない”室内用花火。

であり、

人気の「スターマイン」や
日本伝統の打ち上げ方法である「早打ち」のほか、
自作の花火を楽しむこともできる。

ものらしい。
どこかから抜粋。

家庭でも使用できるだろうが、
ぜひとも、職場で一度披露したい。

夜の外出が難しくなってきた
高齢者の方々でも、
これなら楽しんでくれるのではないだろうか。

決して、断じて、万が一にも、
自分が楽しむためではないので、
一度、職場に掛け合ってみようかと思っている。

感銘

最近、感銘を受けた言葉を一つ。



『大事にし過ぎて臆病になってはいけない』



ズシン。と響くものがあった。
一歩前に進めた気がする。

演奏会

夏を呼びこむ
リズミカルな音が辺りに響く。

一人が奏で始めれば、
どこからか集まった共演者が、
それに合わせて音を重ねていく。

軽やかで
小気味よく、
かつ、美味しそうな音。

ポン！
ポンポン！

ポン！

生鮮売り場に流れる
心躍るメロディー。
今年も夏が近い。
冷蔵庫を空にする準備をしておこう。

いかがなものか

夜勤上がりのロビーにて、
中年の男は慌てて振り返る。

「・・・！お疲れ様です」

驚きの眼差しを向けているのが分かる。





挨拶をした。
普通のことをしたまでである。

だが、返事は来ない。
相手は素通りをしていく。

後ろを振り返って、
大きな声で再び挨拶をした。

中年の男は慌てて振り返る。

これが、仮にも『長』と呼ばれる一人の対応だなんて・・・
呆れて言葉が続かない。





コミュニケーションを図る時、
いの一番に必要なことは、
挨拶なのではないかと思う。
むしろ、挨拶がなければ何も始まらない。
それも言い過ぎではないとすら考える。

この男とは親しくなれない・・・
そう肌で感じ取り、オレは職場を後にした。

バルス

今日も言えなかった言葉がある。

毎度、オレに苦悩の2文字を与える
悪魔の言葉。
呪いの呪文。

息を整え、
軽く咳払いをする。
意識を高め、目標物をキッと見つめる。





「すいません」










「並盛を・・・1つ」










小心者のオレが、
いつも言えないあのフレーズ。



【つゆだく】



今日もオレは、
牛肉と玉ねぎを口いっぱいに噛みしめる。