やる気はそれほど・・・
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母親が還暦を迎えた。
仕事だったオレは、
いつもより少し早めに切り上げ
実家へと車を飛ばした。
赤いものを買わなくては。
途中、寄り道をし、
プレゼントを仕入れてから帰ろう。
頭の中で試行錯誤を繰り返す。
赤い洋服。
赤い花。
赤身の肉や魚なんてのも
案外、喜ばれるかもしれない。
真っ赤な嘘なんて…
いや、これだとブラックになってしまう。
いろいろと考えた結果、
赤い色のケーキと
赤い色のアイスを購入する。
平凡だが、買う時間もないし仕方ない。
みんながご飯を食べ終わった頃に
颯爽とデザートを持ってくるオレは、
ナイスタイミングと称賛されるに違いない。
還暦おめでとう。
家に辿り着く。
明かりが漏れているのが分かる。
ガチャッ。
オレは玄関を開け…
玄関を開け…
ドアが開かない。
嫌な予感が脳裏を過ぎる。
鍵を開けて、
恐る恐る中に入る。
家の中は静まり返っていた…
みんなで食事に行ったらしい。
どう考えても、
デザートも食べてお腹いっぱいの流れに、
オレは絶望感で潰されそうになる。
カップ麺を独り啜りながら、
オレは全員の帰宅を待つ。
窓を開ければ、
秋の風に鈴虫が哀愁を誘っている。
あぁ、とんだ赤っ恥である。
仕事だったオレは、
いつもより少し早めに切り上げ
実家へと車を飛ばした。
赤いものを買わなくては。
途中、寄り道をし、
プレゼントを仕入れてから帰ろう。
頭の中で試行錯誤を繰り返す。
赤い洋服。
赤い花。
赤身の肉や魚なんてのも
案外、喜ばれるかもしれない。
真っ赤な嘘なんて…
いや、これだとブラックになってしまう。
いろいろと考えた結果、
赤い色のケーキと
赤い色のアイスを購入する。
平凡だが、買う時間もないし仕方ない。
みんながご飯を食べ終わった頃に
颯爽とデザートを持ってくるオレは、
ナイスタイミングと称賛されるに違いない。
還暦おめでとう。
家に辿り着く。
明かりが漏れているのが分かる。
ガチャッ。
オレは玄関を開け…
玄関を開け…
ドアが開かない。
嫌な予感が脳裏を過ぎる。
鍵を開けて、
恐る恐る中に入る。
家の中は静まり返っていた…
みんなで食事に行ったらしい。
どう考えても、
デザートも食べてお腹いっぱいの流れに、
オレは絶望感で潰されそうになる。
カップ麺を独り啜りながら、
オレは全員の帰宅を待つ。
窓を開ければ、
秋の風に鈴虫が哀愁を誘っている。
あぁ、とんだ赤っ恥である。
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やる気が出ない。
何も。
何も。
房総の海を眺め一人。
潮風にあたりながら、物思いに耽ってみる。
たまの休日、朝から高速を使ってここまでやってきた。
一言。
たった一言。
この言葉を言いたくて。
『自分探しの旅に出ています』
…磯の香りが目に染みる。
潮風にあたりながら、物思いに耽ってみる。
たまの休日、朝から高速を使ってここまでやってきた。
一言。
たった一言。
この言葉を言いたくて。
『自分探しの旅に出ています』
…磯の香りが目に染みる。
『福祉と医療の充実を図ります!』
一人の名前を挙げながら、
高らかな声が住宅街に鳴り響く。
時期柄、各陣営は様々な手段を用い、
有権者にアピールを重ねている。
時間は夜の7時半。
辺りは既に暗い。
住宅街を大音量の車で練り歩くのもいいが、
夜勤明けで、ゆっくりと家で眠っている者もいる。
しかも、皮肉なことに医療と福祉の現場で働いている。
当然、オレだけがこの街で暮らしているだけではない。
ただ、充実を図るその前に、
もっと考慮すべきことがあるのではないか。
・・・高らかな声が、
別の方角からも聞こえてきた。
とりあえず、この候補者は
1票取り逃がすことになるだろう。
一人の名前を挙げながら、
高らかな声が住宅街に鳴り響く。
時期柄、各陣営は様々な手段を用い、
有権者にアピールを重ねている。
時間は夜の7時半。
辺りは既に暗い。
住宅街を大音量の車で練り歩くのもいいが、
夜勤明けで、ゆっくりと家で眠っている者もいる。
しかも、皮肉なことに医療と福祉の現場で働いている。
当然、オレだけがこの街で暮らしているだけではない。
ただ、充実を図るその前に、
もっと考慮すべきことがあるのではないか。
・・・高らかな声が、
別の方角からも聞こえてきた。
とりあえず、この候補者は
1票取り逃がすことになるだろう。
第39回全日本うわぁやべっコンテスト
審査員特別賞受賞は…
エントリーナンバー6番!
『トイレで踏ん張ってる時に目覚まし時計作動』
に決定しました!
おめでとうございます!
人は皆、
己の無力さを
痛感する時がくる。
審査員特別賞受賞は…
エントリーナンバー6番!
『トイレで踏ん張ってる時に目覚まし時計作動』
に決定しました!
おめでとうございます!
人は皆、
己の無力さを
痛感する時がくる。