やる気はそれほど・・・
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ウサギ「なぁ、カメさんよ。一つ山の頂上まで競走しないか?」
カメ「よし分かった!君には負けないぞ!」
イヌ「何言ってるんだい。勝つのは僕だよ」
オオカミ「いやいや、オレに決まってるじゃないか」
キジ「おや?僕のことを忘れてやいないかい?」
クマ「私だって負けませんよ!」
みんな仲良くヨーイドン。
勝ったのは、
結局、近所の猟師だったとさ。
めでたしめでたし。
仮説お伽話
『ウサギとかカメ』より抜粋。
カメ「よし分かった!君には負けないぞ!」
イヌ「何言ってるんだい。勝つのは僕だよ」
オオカミ「いやいや、オレに決まってるじゃないか」
キジ「おや?僕のことを忘れてやいないかい?」
クマ「私だって負けませんよ!」
みんな仲良くヨーイドン。
勝ったのは、
結局、近所の猟師だったとさ。
めでたしめでたし。
仮説お伽話
『ウサギとかカメ』より抜粋。
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男がいる。
振られる腕は、
何を表しているのだろう。
投げている?
戦っている?
違う。
どうやら、
何かを導いているようだ。
では、
何を導いているのか。
友達?
動物?
違う。
どうやら、
オレたちを誘導しているようだ。
突然催された
夏のパントマイム大会。
観賞代。
しめて6000円也。
証として切られた切符は、
見ているだけで、
思わず胸が熱くなる。
これを持って、
後日、郵便局にでも行ってこよう。
何とも気が重い。
振られる腕は、
何を表しているのだろう。
投げている?
戦っている?
違う。
どうやら、
何かを導いているようだ。
では、
何を導いているのか。
友達?
動物?
違う。
どうやら、
オレたちを誘導しているようだ。
突然催された
夏のパントマイム大会。
観賞代。
しめて6000円也。
証として切られた切符は、
見ているだけで、
思わず胸が熱くなる。
これを持って、
後日、郵便局にでも行ってこよう。
何とも気が重い。
たった一言、声をかけるだけで、
ほんの一歩、歩み寄るだけで、
状況は変わってくるのかもしれない。
その相手は救われるのかもしれない。
『上にありますよ』
しかし、
オレの口から、
言葉が発せられることはなかった。
助手席では、
軽い準備運動のように、
女が首を左右に振っている。
運転席の男は、
ハンドルを構えながらも、
その様子が気になっているようだ。
女は何かを探している。
オレは知っている。
探し物はジュースのペットボトルである。
それも知っている。
そして、
探し物がどこにあるか。
それは、オレだけが知っている。
結局、声をかけられず、
オレはその場を後にする。
発車後に気付くのだろうか。
置き去りのジュースは、
見つけてくれるのを待っている。
車の上で、
ただ、じっと待っている。
ほんの一歩、歩み寄るだけで、
状況は変わってくるのかもしれない。
その相手は救われるのかもしれない。
『上にありますよ』
しかし、
オレの口から、
言葉が発せられることはなかった。
助手席では、
軽い準備運動のように、
女が首を左右に振っている。
運転席の男は、
ハンドルを構えながらも、
その様子が気になっているようだ。
女は何かを探している。
オレは知っている。
探し物はジュースのペットボトルである。
それも知っている。
そして、
探し物がどこにあるか。
それは、オレだけが知っている。
結局、声をかけられず、
オレはその場を後にする。
発車後に気付くのだろうか。
置き去りのジュースは、
見つけてくれるのを待っている。
車の上で、
ただ、じっと待っている。
夏の夜空に雲が浮かんでいる。
色といい、形といい、
まるで、わたあめのようである。
白い雲=わたあめ。
あまりにも安易で、
かつ、ベタベタな話の展開に、
自分でも肩を落としてしまうわけだが、
しかし、
ベタベタといえば、
気付くと手や口の周りが、
甘くなってしまっているわたあめが浮かんでくる。
ベタベタ=わたあめ。
この無理矢理なこじつけに、
お叱りの声でもいただき、
オレは気持ちがシュンとしぼんでしまうことだろう。
ただ、
しぼんでしまうといえば、
気付くと大きさが、
一回りも二回りも小さくなっているわたあめを思い出す。
しぼむ=わたあめ。
いよいよ意味が分からない。
いくら久しぶりにブログを再開したからといって、
こんな雑な展開が許されるほど、
甘い話は・・・
そう、
甘いといえば、
何故か、無性にわたあめが食べたい。