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仕事を終えて、何となくテレビをつけると、
大御所アーティストのPVが流れていた。
人生に疲れてしまったような一人の中年が、
一面真っ白な部屋で佇んでいる。
暗い顔。寂しげな瞳。
生きる希望をなくしたかのような
表情をしている。
彼は、
どこからか現れたペンキを見つけた。
そして、戸惑いを見せつつも、
それを手に取り、
少しずつ、少しずつ、色をつけていく。
壁を、床を、キャンパスとして。
それはやがて、
サンゴとなり、岩となり、
水中となり、海洋へと変貌を遂げる。
彼の表情に迷いや疲れは消え、
まるで、その中で泳ぐ魚のように、
いきいきと自由に活動を広げている。
どこまでも続くような海の中、
そこはもう、
はじめにあった閉じられた空間ではなかった。
開かれた未来が、そこにあった。
自分自身の気持ちで、
可能性は無限大に
広がっていくのかもしれない。
そんなことまで考えさせられた内容に、
オレの心は、完全に支配されていく。
いつの間にか、食い入るように観ていた。
久しぶりに、
心に残るPVを観た。
また、深夜に行ってしまった。
そして、
結果、よく見えなかった。
そこに何があったのか。
そこには、人々の夢があったのかもしれない。
そう、夢があったのだろう。
新空港に行ってきた。
倒木ばかり、
何故か、倒木ばかりを覚えている。
夜勤の帰り道。
オレは道を尋ねられる。
つきたい。
嘘をつきたい。
目的地と真逆の方向を指差し、
大声高らかに嘘をつきたい。
という衝動に駆られる。
・・・いやいや、
今日はそういう日ではないはずだ。
オレは思いとどまり、
丁寧に道を案内していく。
誰かが悲しむような嘘はよくない。
誰かが辛い思いをするような
嘘はよくないはずである。
一定のルールを定めたオレは、
これから一つ、嘘をつく。
誰も傷つかない嘘をつく。
ブログを毎日更新します。
渾身の嘘。
それが本当に現実なのか、
わからなくなることがある。
見通しのよい道路。
ノールック、ノーブレーキで
前を横切る自転車。
信号機つき横断歩道が、
少し離れた場所に見える道路。
明らかにズレたタイミングで、
道を渡り始める歩行者。
これはおとぎ話か。
はたまた、童話であるというのか。
信じられないようなことが、
目の前で次々と起こっていく。
筋書きのないストーリーは、
絵本として読んでも
面白いかもしれない。
ほろよいの影響だからか、
それとも、
誕生会を無事に終えたからだろうか。
とにかく清々しい。
とにかく清々しい。
ただ、打ち込んでたものが終了した今、
今後、自分の中で何を目標に定めるかを、
上手くまとめていかねばならないとは思う。
となると、
さしずめ6月のマラソン。
そして、漢検といったところか。
しかしまずは、
誕生会をやり終えた余韻に
もう少し浸っていよう。
本当にありがとう。
本当にありがとう。