やる気はそれほど・・・
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「まずは腰から撮りますので、
ズボンを軽く下げておいてください」
白衣を着た男が、
慣れた口調で話しかける。
その声に軽く相槌を打ちながら、
こちらも慣れた手つきで、ベルトに手をかける。
年に2回の恒例行事。
いつもの病院で、
いつものように撮られるレントゲン。
その流れは迅速かつ滞ることはない。
7年目ともなれば、至極当たり前の結果だ。
オレは呼吸を整え、
ゆっくりと板に抱きつく。
合図がかかれば、いつでも息を止めますよ。
余裕たっぷりの背中が、
白衣の男にそう語りかける。
7年目ともなれば、当然の主張も身についてしまう。
数秒後・・・
重力に従順なズボンが
完全に下までずり落ちたのと同時に、
今度は、あまり慣れていない声が耳に届いた。
「えー、先に腰を撮りますので、
ベッドに横になっていただいて・・・」
かわいいアップリケのパンツでなくて良かった。
軽く問題をすり替えながら、
何事もなくズボンを上げ、ベッドに移る。
「はい、息を止めてください」
オレは沈黙のまま頷いていた。
ズボンを軽く下げておいてください」
白衣を着た男が、
慣れた口調で話しかける。
その声に軽く相槌を打ちながら、
こちらも慣れた手つきで、ベルトに手をかける。
年に2回の恒例行事。
いつもの病院で、
いつものように撮られるレントゲン。
その流れは迅速かつ滞ることはない。
7年目ともなれば、至極当たり前の結果だ。
オレは呼吸を整え、
ゆっくりと板に抱きつく。
合図がかかれば、いつでも息を止めますよ。
余裕たっぷりの背中が、
白衣の男にそう語りかける。
7年目ともなれば、当然の主張も身についてしまう。
数秒後・・・
重力に従順なズボンが
完全に下までずり落ちたのと同時に、
今度は、あまり慣れていない声が耳に届いた。
「えー、先に腰を撮りますので、
ベッドに横になっていただいて・・・」
かわいいアップリケのパンツでなくて良かった。
軽く問題をすり替えながら、
何事もなくズボンを上げ、ベッドに移る。
「はい、息を止めてください」
オレは沈黙のまま頷いていた。
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