やる気はそれほど・・・
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車で地元から帰るにあたり、
家の近くを流れる川を渡ることが多い。
時刻は深夜0時過ぎ。
辺りはひっそりと静まっている。
ふと橋に差し掛かると、
入口に一人の老人が立っていた。
隣には乗ってきたであろう
一台の自転車が置いてある。
まさか、飛び出しては来ないだろうが、
道幅は車がすれ違うだけのものであり、
例えば、仮に酔っていたりということを考えれば、
ここでの選択肢は、自ずと減速が導き出される。
老人が地面に落ちてある
何か白っぽいものを拾ったのが見えた。
心なしかこっちに目をやった気もする。
時間も時間なだけに、
若干の気持ちの整理を必要としている自分がいる。
何事もなければいいが。
出来るだけ道幅いっぱいに車を寄せると、
すれ違ったと同時に、軽くアクセルを踏んだ。
バックミラーで後方を確認する。
老人が橋を渡り始めているのが分かった。
手に持っているのはバケツだろうか。
取っ手のような部分を握っているのが見える。
少しスピードを緩めはしたが、
元々小さい姿は、
徐々に確認が取れなくなってきていた。
もういいかな。
目を離そうと思ったその時、
視界の端で、老人が川へ向かって、
勢いよくバケツらしきものを投げた。
あ・・・
確認する勇気もなく、
車はカーブを曲がっていく。
ゴミとして投げ込んだものなのか。
何か意図があってのことだったのか。
特に意味のないことのような気もするが、
今となっては、気になって仕方がない。
一体、あの老人は何を・・・
それは誰も知る由はない。
家の近くを流れる川を渡ることが多い。
時刻は深夜0時過ぎ。
辺りはひっそりと静まっている。
ふと橋に差し掛かると、
入口に一人の老人が立っていた。
隣には乗ってきたであろう
一台の自転車が置いてある。
まさか、飛び出しては来ないだろうが、
道幅は車がすれ違うだけのものであり、
例えば、仮に酔っていたりということを考えれば、
ここでの選択肢は、自ずと減速が導き出される。
老人が地面に落ちてある
何か白っぽいものを拾ったのが見えた。
心なしかこっちに目をやった気もする。
時間も時間なだけに、
若干の気持ちの整理を必要としている自分がいる。
何事もなければいいが。
出来るだけ道幅いっぱいに車を寄せると、
すれ違ったと同時に、軽くアクセルを踏んだ。
バックミラーで後方を確認する。
老人が橋を渡り始めているのが分かった。
手に持っているのはバケツだろうか。
取っ手のような部分を握っているのが見える。
少しスピードを緩めはしたが、
元々小さい姿は、
徐々に確認が取れなくなってきていた。
もういいかな。
目を離そうと思ったその時、
視界の端で、老人が川へ向かって、
勢いよくバケツらしきものを投げた。
あ・・・
確認する勇気もなく、
車はカーブを曲がっていく。
ゴミとして投げ込んだものなのか。
何か意図があってのことだったのか。
特に意味のないことのような気もするが、
今となっては、気になって仕方がない。
一体、あの老人は何を・・・
それは誰も知る由はない。
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