やる気はそれほど・・・
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何かの気配を感じた。
アパートの2階。
誰もいないはずの景色。
これから眠ろうとしていたオレは、
暗闇の中、ふと顔を上げた。
網戸のままになっている窓を閉めようとか、
起きたら、雨が降っていたらどうしようとか、
そんなことを気にしてではない。
ただ、何かの気配を感じていた。
薄眼を開けた視線の先、
公園の街灯を背に、
うっすらと浮かび上がる怪しい影。
背筋が凍るとはこのことか。
オレは生唾を飲まざるを得ない。
オレは祈った。
どうか。
どうか。
どうか、静かにしていてほしい。
どうか、そのままそっとしていてほしい。
半分、夢の中にいる状態では、
起きて行って、
さっと払いのけるという発想は出てこない。
オレは、ただただ祈りを込める。
どうか、その場でけたたましく鳴かないでください。
視線の先。
頭上1メートル。
体長5センチほどの生物が、
網戸に掴まり、こちらに腹を見せている。
仲間は同じ公園内で、元気に合唱を重ねる。
今、この場所で合唱に参加されたら・・・
何度も言うようだが、
ただ、起きて払いのければいいだけじゃないか。
という選択肢は受け付けていない。
アパートの2階。
誰もいないはずの景色。
これから眠ろうとしていたオレは、
暗闇の中、ふと顔を上げた。
網戸のままになっている窓を閉めようとか、
起きたら、雨が降っていたらどうしようとか、
そんなことを気にしてではない。
ただ、何かの気配を感じていた。
薄眼を開けた視線の先、
公園の街灯を背に、
うっすらと浮かび上がる怪しい影。
背筋が凍るとはこのことか。
オレは生唾を飲まざるを得ない。
オレは祈った。
どうか。
どうか。
どうか、静かにしていてほしい。
どうか、そのままそっとしていてほしい。
半分、夢の中にいる状態では、
起きて行って、
さっと払いのけるという発想は出てこない。
オレは、ただただ祈りを込める。
どうか、その場でけたたましく鳴かないでください。
視線の先。
頭上1メートル。
体長5センチほどの生物が、
網戸に掴まり、こちらに腹を見せている。
仲間は同じ公園内で、元気に合唱を重ねる。
今、この場所で合唱に参加されたら・・・
何度も言うようだが、
ただ、起きて払いのければいいだけじゃないか。
という選択肢は受け付けていない。
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