やる気はそれほど・・・
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
スーパーで水を汲んでいると、
見知らぬマダムに
突然、声をかけられた。
「あなた、20歳くらいの方かしら?」
オレに話しかけたのかと思っていたが、
そうではなかったらしい。
三十路を進むオレは、
つい先日も実年齢+6に
間違えられた経緯がある。
反応した手前、
何とも気まずくなっていたのだが、
そんなことはお構いなく、彼女は続けている。
・・・どうやら、オレで合っていたらしい。
というより、ここには現在2人しかいない。
「いや、僕は30になりましたね」
出会って10秒。
オレは見知らぬ相手に
自分の年齢を話す。
すると、彼女は驚いた顔と共に、
ヒートアップしたテンションを
オレにぶつけてきた。
「あなたオーラがあるわね・・・」
「目の輝きが・・・」
「私は人類学をずっとやっててね・・・」
「スピリチュアルなんてあるけど・・・」
1時間後、
オレは50万の壺を片手に・・・
と、そんなオチはなく、
オレは後頭部を指圧されていた。
海馬を刺激してくれているらしい。
刺激しながら、再び感嘆の声をあげるマダム。
どれだけ気に入られたのか分からない。
その後、買い物から戻ったご主人を紹介され、
明るい笑顔で別れを告げられる。
実年齢より若く見られ
決して悪い気はしないわけだが、
あの会話が何だったのかは
いまだによく分かっていない。
PR
◎ この記事にコメントする