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厨房に立つものなら
一度はこしらえてみたい料理。
カルボナーラ。
と、軽くうそぶいたところで、
朝からご機嫌なオレは、
朝食を作る用意を始める。
大量に保存してある麺と、
このために買ってきた生クリームと牛乳。
冷蔵庫を開ければ、
卵がちょこんと座っており、
今か今かと出番を待っている。
カルボナーラを作るための
舞台は整った。
さて、後は・・・
どうやって作ればいいのだろうか。
テレビなどで、
何となく観たことはある。
店などで、
何度となく食べたこともある。
ただ、これといって、
きちんとした手順は分からない。
仕方がないので、
自分を頼りに料理を始めてみる。
見よう見まね。雰囲気。
まぁ、何とかなるだろう。
生クリームと牛乳を入れて火にかけ、
卵とバターを加える。
ダメだろうと分かっていながら、
卵は白身も入れる。
もったいないから入れる。
砂糖、塩、胡椒で軽く味をつけ、
ここで塩味のついたベーコンが
登場・・・しない。
そんなものはない。
仕方がないため、
代わりに隠し味で味噌を入れる。
最後に全体的に
まろやかに仕上げるため、
万全を期してチーズを
投入・・・しない。
ないものはない。
仕方がないため、
代わりに隠し味でマヨネーズを入れる。
そもそも、チーズなんて元々入れないよ。
と、軽く自分に言い聞かせながら入れる。
具なしも嫌なので、
ツナ缶を用意。
案の定まとまりを見せる白身をよそに、
さっと、ひと煮立ちさせる。
茹であがった麺を絡ませ、
完成。
食べる。
食える。
カルボナーラ。
成功。
料理中のオレは、
どんな調味料よりも甘い。
そんなことを思いながら、
本日の朝食は幕を下ろす。
さて、次回は何を作ろうか。