やる気はそれほど・・・
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
朝5時前。
夜勤業務の一つに、新聞受けの確認がある。
大手新聞とともに配達されている『千葉日報』。
それを手に取ったオレは・・・
固まったまま、しばし見つめていたオレは・・・
最後の『報』の部分を・・・
「報!」
いや、むしろ、
「報っっっ!」
と、一際甲高い声で叫びながら・・・
オレは疲れているに違いない。
病んでいるに違いないのだ。
夜勤業務の一つに、新聞受けの確認がある。
大手新聞とともに配達されている『千葉日報』。
それを手に取ったオレは・・・
固まったまま、しばし見つめていたオレは・・・
最後の『報』の部分を・・・
「報!」
いや、むしろ、
「報っっっ!」
と、一際甲高い声で叫びながら・・・
オレは疲れているに違いない。
病んでいるに違いないのだ。
PR
「迷子のお知らせを致します」
「背丈70cmほどで、細身の男の子が迷子になっております」
「お心当たりのある方は」
「ショッピングセンターの外、駐車場まで足をお運び下さいませ」
「いや」
「早く取りに戻って来いよ、この野郎」
ショッピングセンター駐車場には、
今日もポツリと使用済みのカートが放置されている。
自分で使ったものくらい、元の場所に片せないのか。
マナー違反が目に余る。
「背丈70cmほどで、細身の男の子が迷子になっております」
「お心当たりのある方は」
「ショッピングセンターの外、駐車場まで足をお運び下さいませ」
「いや」
「早く取りに戻って来いよ、この野郎」
ショッピングセンター駐車場には、
今日もポツリと使用済みのカートが放置されている。
自分で使ったものくらい、元の場所に片せないのか。
マナー違反が目に余る。
RPGゲームをクリアする。
・・・と、決まってその時に思うことがある。
最近のRPGゲームには大抵表示されているもの。
プレイ時間。
そして、今回のソフトに費やされた時間。
およそ80時間。
80時間。
1日=24時間。
で、80時間。
今日はよく眠りました=8~9時間。
で、80時間。
10kmマラソン参加しました=走破タイム1時間。
で、80時間。
勉強する時の集中できる時間=もって数分。
で、80時間。
それが長いのか短いのか窺い知ることは出来ない。
だが・・・
実際、口に出してみると重みがある。
80時間。か・・・
・・・と、決まってその時に思うことがある。
最近のRPGゲームには大抵表示されているもの。
プレイ時間。
そして、今回のソフトに費やされた時間。
およそ80時間。
80時間。
1日=24時間。
で、80時間。
今日はよく眠りました=8~9時間。
で、80時間。
10kmマラソン参加しました=走破タイム1時間。
で、80時間。
勉強する時の集中できる時間=もって数分。
で、80時間。
それが長いのか短いのか窺い知ることは出来ない。
だが・・・
実際、口に出してみると重みがある。
80時間。か・・・
穏やかな陽気を背に、
桜の花びらが静かに舞っている。
町の公園や道路脇では、
出番を終えた踊り子たちの、
風に吹かれて休息をとっている姿を見ることが出来る。
駐車場にて車に乗り込んだオレは、
フロントガラスが装飾されていることに気付いた。
1cm大ほどの真っ白な水玉が点々としている。
どうやら、ここでも円舞が行われていたらしい。
あまりの美しさに自然と笑みも零れている。
実に素晴らしい。
しかし、車を走らせて数分。
オレは、ある異変に頭を傾げていた。
花弁が飛んでいかない。
飛ばないどころか、全く変化を生じていない。
路肩に停めて、改めてフロントガラスを覗き込む。
そして、オレはゆっくりと目を閉じ、
後ろに倒れ込んだ…
まさか、『かべん』ではなく、
違う『べん』だったとは…
溜息混じりにワイパーを左右させる。
頭の中の記憶と同様に、
その染みは中々消えていかなかった。
桜の花びらが静かに舞っている。
町の公園や道路脇では、
出番を終えた踊り子たちの、
風に吹かれて休息をとっている姿を見ることが出来る。
駐車場にて車に乗り込んだオレは、
フロントガラスが装飾されていることに気付いた。
1cm大ほどの真っ白な水玉が点々としている。
どうやら、ここでも円舞が行われていたらしい。
あまりの美しさに自然と笑みも零れている。
実に素晴らしい。
しかし、車を走らせて数分。
オレは、ある異変に頭を傾げていた。
花弁が飛んでいかない。
飛ばないどころか、全く変化を生じていない。
路肩に停めて、改めてフロントガラスを覗き込む。
そして、オレはゆっくりと目を閉じ、
後ろに倒れ込んだ…
まさか、『かべん』ではなく、
違う『べん』だったとは…
溜息混じりにワイパーを左右させる。
頭の中の記憶と同様に、
その染みは中々消えていかなかった。
「この道を行くと、どこに行くのだろう?」
子供の頃、いつもは近所で友達と遊んでいるオレも、
時には誘惑に駆られ探検をした。
今となっては、そこすら近所であるわけだが、
子供にとっては全てが新世界だった。
長く続いている国道・・・
トンネル脇の小路・・・
鬱蒼と生い茂る林・・・
足を踏み入れる度に発見があり、
その先にまた新たな世界が広がる。
そしてまた、オレは自由に想いを巡らせる。
「この道を行くと・・・」
写真・文:B.M.シュミッド
『どこまでも続く道』
あの日購入した、どこまでも好奇心を煽る本。
時折、読み返しておきたい。
子供の頃、いつもは近所で友達と遊んでいるオレも、
時には誘惑に駆られ探検をした。
今となっては、そこすら近所であるわけだが、
子供にとっては全てが新世界だった。
長く続いている国道・・・
トンネル脇の小路・・・
鬱蒼と生い茂る林・・・
足を踏み入れる度に発見があり、
その先にまた新たな世界が広がる。
そしてまた、オレは自由に想いを巡らせる。
「この道を行くと・・・」
写真・文:B.M.シュミッド
『どこまでも続く道』
あの日購入した、どこまでも好奇心を煽る本。
時折、読み返しておきたい。