やる気はそれほど・・・
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今日も言えなかった言葉がある。
毎度、オレに苦悩の2文字を与える
悪魔の言葉。
呪いの呪文。
息を整え、
軽く咳払いをする。
意識を高め、目標物をキッと見つめる。
「すいません」
「並盛を・・・1つ」
小心者のオレが、
いつも言えないあのフレーズ。
【つゆだく】
今日もオレは、
牛肉と玉ねぎを口いっぱいに噛みしめる。
毎度、オレに苦悩の2文字を与える
悪魔の言葉。
呪いの呪文。
息を整え、
軽く咳払いをする。
意識を高め、目標物をキッと見つめる。
「すいません」
「並盛を・・・1つ」
小心者のオレが、
いつも言えないあのフレーズ。
【つゆだく】
今日もオレは、
牛肉と玉ねぎを口いっぱいに噛みしめる。
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鯨のような大きな魚が
その口を開ける度、
周りにいた小さな魚たちは、
水の流れに逆らえぬままに、
彼らの栄養分へと姿を変えていく。
決して流れには逆らえない。
オレが部屋に入ると、
決まって口を大きく開けているものがいる。
ここは、最も身近な大海原。
数秒後・・・
オレはすっかり体を飲み込まれている。
決して流れには逆らえない。
深い深い海の底へ・・・
深い深い眠りの中へ・・・
目覚ましという名の釣り人が、
今日もオレを釣りあげる。
その口を開ける度、
周りにいた小さな魚たちは、
水の流れに逆らえぬままに、
彼らの栄養分へと姿を変えていく。
決して流れには逆らえない。
オレが部屋に入ると、
決まって口を大きく開けているものがいる。
ここは、最も身近な大海原。
数秒後・・・
オレはすっかり体を飲み込まれている。
決して流れには逆らえない。
深い深い海の底へ・・・
深い深い眠りの中へ・・・
目覚ましという名の釣り人が、
今日もオレを釣りあげる。
この世に生を受けた限り、
生きる覚悟というものも必要なのではなかろうか。
もしかしたら、
不慮の事故か何かで、
この後すぐに死んでしまうかもしれないし、
逆に、今後も2倍3倍と
歳を重ねていくのかもしれない。
ただ、例え平凡な人生であっても、
山あり谷あり、起伏は激しいだろう。
都合のいいことばかりではないだろうし、
背を背けたくなることも往々にしてあるはずだ。
その中で、しっかりと生きる覚悟を持ちたい。
精一杯、今を楽しんでいきたい。
肩の力を抜きながらも、着実に歩を進めていこう。
「・・・ん?蚊がいるな」
「知ってるか?
蚊は血を吸ってる時に力をいれれば、
針が抜けなくなって、すぐに捕まえられるんだ」
「へぇー、そうなんですか」
「そら、早く吸いに来い」
「ほら、ほらほら」
『・・・もう、吸いに来てるんですけどね』
と、どこかにありそうで、
全くオチの分からない4コマ漫画を
台詞だけ載せてみるチャレンジ。
失敗。
銭湯内サウナ。
オレは、顔を上げモニターを眺めている。
お昼の情報番組は、
イランのことについて語っていた。
詳しく内容を把握していなかったオレは、
せっかくなので、食い入るようにモニターにかじりつく。
背景、展開、
大まかなことなのだろうが、
思い思いに情報を提供する番組。
新聞を取っていない者には、
『知る』ことの選択肢の大事な一つに当たる。
まぁ、助かることも多くあるだろう。
番組では、コメンテーターが熱く語っていた。
なるほどなるほどと、静かにオレは頷く。
そして、話の核心にいよいよ迫ろうとしていたその時。
「失礼しまーす」
女店員がサウナに乱入する。
「チャンネル替えますね」
しれっととんでもないことを口走る。
数秒後・・・
モニターは、
ベテラン女優の安定した演技を映していた。
刑事もののドラマのようであるが、
ストーリーは途中からでよく分からない。
そもそも、短時間しか入っていられないサウナで、
あえて1時間ドラマに変更する、その思いやり。
唖然とする空間。
オレは、しばらく固まったままである。
あまりにも一方通行ではないだろうか。
それとも、他の客は喜んでいたというのだろうか。
ベテラン女優よ、どうか頼む。
あの女店員を連行してほしい・・・
オレは、顔を上げモニターを眺めている。
お昼の情報番組は、
イランのことについて語っていた。
詳しく内容を把握していなかったオレは、
せっかくなので、食い入るようにモニターにかじりつく。
背景、展開、
大まかなことなのだろうが、
思い思いに情報を提供する番組。
新聞を取っていない者には、
『知る』ことの選択肢の大事な一つに当たる。
まぁ、助かることも多くあるだろう。
番組では、コメンテーターが熱く語っていた。
なるほどなるほどと、静かにオレは頷く。
そして、話の核心にいよいよ迫ろうとしていたその時。
「失礼しまーす」
女店員がサウナに乱入する。
「チャンネル替えますね」
しれっととんでもないことを口走る。
数秒後・・・
モニターは、
ベテラン女優の安定した演技を映していた。
刑事もののドラマのようであるが、
ストーリーは途中からでよく分からない。
そもそも、短時間しか入っていられないサウナで、
あえて1時間ドラマに変更する、その思いやり。
唖然とする空間。
オレは、しばらく固まったままである。
あまりにも一方通行ではないだろうか。
それとも、他の客は喜んでいたというのだろうか。
ベテラン女優よ、どうか頼む。
あの女店員を連行してほしい・・・