３１３

散っていった３００を超える勇士たち。

希望に満ちた輝かしい光は、
既に過去のものと化してしまった。

何を残せてきたのだろう。
何に心震えてきたのだろう。
変わらない自問自答が、
波のように寄せては返していく。



１月７日。
世間では、疲れた胃を休めるために
粥を食べている。

オレはといえば、
布団に包まりながら
ぼんやりと天井を眺めている。

やりたいことはいっぱいある。

しかし、３６５分の１だった日数は、
７日経った今、
およそ５２分の１となってしまった。

光陰矢の如し。

過ぎ行く日々に別れを告げ、
オレは再び眠りにつく。
さて、夜勤に備えるとしよう。







一度、粥を頭から被ってみるのが
いいのかもしれない。

中折れ式

このドアに巡り逢い、
実際に体験出来たことは実に貴重なものであった。



大阪、岸和田。
関東で育つオレでも、その地名は分かる。
印象は熱いまち。
熱い心を持つ人々が暮らすまち。

その中に佇む１件のコンビニ。
そこでオレは、素敵な体験を済ませる。



深夜、寒い体を震わせながら店内へ。
申し訳ないと思いつつも、
レジの対角線に聳える白いドアに狙いを絞る。

そして数秒後、
オレは感動の渦に巻き込まれるのだった。



そこにあったもの。
外側から押しても内側から押しても、
真ん中で折れて横に開いていくドア。

つまり、中折れ式。

ここ数年、新しい医療施設では、
このドアの設置が増えているらしい。
車椅子利用者にとって、
随分と使い勝手がいいという話を耳にした。

確かにこれは便利かもしれない。
オレは一人納得を重ねながら、
何度も開閉を繰り返す。

怪しい男が一人。

しかし、介護職に就いておよそ５年。
普段、病院などに足を運ばない自分には、
実際に出会えたことがかなり刺激的であった。
本当に嬉しい。

しかも、体験したのが一コンビニのトイレである。
こういった配慮の出来た建物の増加に、
二重の喜びを感じる。

感謝を告げ、
とにもかくにも感謝を告げ、
オレたちは岸和田を後にする。
とてもいい年末を迎えられた。





あれから一年。
オレはその後も中折れ式ドアに巡り合っていない。
コンビニにおいては尚更である。

あの感動を再び味わいたくて仕方がない。

変更

予定よりも早い時期の
ブログ未更新に、
オレ自身、驚きと称賛の気持ちを
隠し切れない。

最高にワンダフル。
最高のスペクタクル。
文字通りの三日坊主が
ここにある。



『ブログ毎日更新』

抱負を書き換えざるを得ない。



『ブログ３６５回更新』

これでも、オレには厳しい気がする。



『ブログ短期集中更新』

まだまだ敷居が高い。



『ブログ熱血更新』

どこぞのテニスプレーヤーみたいである。



『ブログ気ままに更新』

このあたりが無難なところか。

縛られない日々を送りたい。

開戦

サッカー、ラグビー、駅伝・・・
正月を彩る様々なスポーツたち。

熱い気持ち。

熱い涙。



そして今、
ここ六畳間の一室でも、
新たな戦いの火蓋が切って落とされる。



年賀状。



ハガキで出さなかった人たちへの
携帯メールでの送信。

個別に用意した総数、
１０件以上。

オレの熱い気持ちを上乗せして、
これから、数時間は懐かしの会話でも
楽しむつもりである。



しかし、



何時間経っても、
誰からも返事が来ないという
熱すぎる涙だけは流したくはない。

徒然なる抱負

・富士再登山
・広島来訪
・スイカマラソン参加
・資格取得
・体重60kg台維持
・ギター入門
・月一ライブ見学
・食道炎治療
・ロト６高額当選
・ブログ毎日更新



３日後辺りに、
早くも抱負の一つが
志半ばにて潰えそうな予感がするのは…

完全に気のせいだろう。